長野市の平均気温は2000年が12.2℃、1900年が10.8℃でした。100年間で1.4℃も高くなっています。(長野気象台統計データより)自然を守り、人も動物も住みやすい環境を保つためには、たくさんの温室効果ガスを減らしていかなくてはなりません。長野市では、温室効果ガスの削減目標を設定して、その目標を達成するために必要な対策などを細かく示しています。温室効果ガスを削減するのは、市民・事業者・行政など、長野市に関わるわたしたち一人ひとり。それぞれがそれぞれの立場でできる温暖化対策を、確実に実践していく必要があります。
■長野市の温暖化の現状
部門別排出量の推移
(2017年度の2005年度に対する増減率)
部門 | 基準年 2005年度 (t-CO2) |
2016年度 (t-CO2) |
2017年度 (t-CO2) |
2016年度 比 |
2017年度 基準年度比 |
---|---|---|---|---|---|
農林水産業 | 50,463 | 16,674 | 16,920 | 1.47% | -66.47% |
製造業・建設業・鉱業 | 397,268 | 395,481 | 399,118 | 0.92% | 0.47% |
業務 | 831,784 | 779,048 | 770,675 | -1.07% | -7.35% |
家庭 | 486,424 | 478,801 | 514,566 | 7.47% | 5.79% |
運輸 | 543,943 | 469,899 | 449,357 | -4.37% | -17.39% |
廃棄物・排水 | 67,840 | 65,488 | 66,805 | 2.01% | -1.52% |
温室効果ガス排出量合計 | 2,377,722 | 2,205,391 | 2,217,441 | 0.55% | -6.74% |
業務部門: | 事業所ビル、百貨店、各種商品小売業、その他の卸・小売業、飲食店、ホテル・旅館、学校、病院・医療施設等が該当します。 |
家庭部門: | 家庭生活におけるエネルギー消費により温室効果ガスを排出する部門です。 |
運輸部門: | 鉄道、トラック、バス、タクシー、自家用車など、輸送機械により温室効果ガスを排出する部門です。 |
■長野市の温室効果ガス削減目標
・計画期間 2017年度から2050年度まで
・2005年度の温室効果ガス排出量(CO2換算で2,377,722t)を基準とし
短期目標 2021年度までに 21%以上削減
中期目標 2030年度までに 30%以上削減
長期目標 2050年度までに 80%以上削減
■「長野市地球温暖化対策地域推進計画」はこちらです。(長野市ホームページへリンク)