長野市の平均気温は2000年が12.2℃、1900年が10.8℃でした。100年間で1.4℃も高くなっています。(長野気象台統計データより)自然を守り、人も動物も住みやすい環境を保つためには、たくさんの温室効果ガスを減らしていかなくてはなりません。長野市では、温室効果ガスの削減目標を設定して、その目標を達成するために必要な対策などを細かく示しています。温室効果ガスを削減するのは、市民・事業者・行政など、長野市に関わるわたしたち一人ひとり。それぞれがそれぞれの立場でできる温暖化対策を、確実に実践していく必要があります。
■長野市の温暖化の現状
部門別排出量の推移
(2018年度の2005年度に対する増減率)
部門 | 基準年 2005年度 (t-CO2) |
2017年度 (t-CO2) |
2018年度 (t-CO2) |
2017年度 比 |
2018年度 基準年度比 |
---|---|---|---|---|---|
農林水産業 | 84,265 | 54,748 | 49,687 | -9.24% | -41.04% |
製造業・建設業・鉱業 | 384,403 | 351,487 | 352,934 | 0.41% | -8.19% |
業務 | 830,503 | 693,894 | 658,909 | -5.04% | -20.66% |
家庭 | 486,424 | 514,566 | 468,107 | -9.03% | -3.77% |
運輸 | 543,943 | 449,357 | 439,131 | -2.28% | -19.27% |
廃棄物・排水 | 67,840 | 66,805 | 70,012 | 4.80% | 3.20% |
温室効果ガス排出量合計 | 2,397,378 | 2,130,858 | 2,038,780 | -4.32% | -14.96% |
業務部門: | 事業所ビル、百貨店、各種商品小売業、その他の卸・小売業、飲食店、ホテル・旅館、学校、病院・医療施設等が該当します。 |
家庭部門: | 家庭生活におけるエネルギー消費により温室効果ガスを排出する部門です。 |
運輸部門: | 鉄道、トラック、バス、タクシー、自家用車など、輸送機械により温室効果ガスを排出する部門です。 |
■長野市の温室効果ガス削減目標
・計画期間 2017年度から2050年度まで
・2005年度の温室効果ガス排出量(CO2換算で2,377,722t)を基準とし
短期目標 2021年度までに 21%以上削減
中期目標 2030年度までに 30%以上削減
長期目標 2050年度までに 80%以上削減
■「長野市地球温暖化対策地域推進計画」はこちらです。(長野市ホームページへリンク)