A.2017(H29)年度の長野市の温室効果ガス排出量(CO2換算)は、推計221万7,441トンとなりました。
基準年の2005(H17)年度と比較して約6.7%減少しています。
長野市地球温暖化対策地域推進計画にある温室効果ガス削減目標では、2021年度までに基準年である2005年度に対し21%以上削減(短期目標)、2030年度までには30%以上削減(中期目標)、2050年度までには80%以上削減(長期目標)を目指しています。
また新たな方針の追加として、地球温暖化の影響に対処するための「適応策」に係わる方針を追加されました。
部門 | 2005年度 (t-CO2) (基準年) |
2017年度 (t-CO2) |
対前年比 (%) |
対基準年度 増減率(%) |
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製造業・建設業・鉱業 | 397,268 | 399,118 | 0.92 | 0.47 |
業務 | 831,784 | 770,675 | -1.07 | -7.35 |
農林水産業 | 50,463 | 16,920 | 1.47 | -66.47 |
家庭 | 486,424 | 514,566 | 7.47 | 5.79 |
運輸 | 543,943 | 449,357 | -4.37 | -17.39 |
廃棄物・排水 | 67,840 | 66,805 | 2.01 | -1.52 |
温室効果ガス排出量合計 | 2,377,722 | 2,217,441 | 0.55 | -6.74 |
A.長野市内では、部門別排出量の家庭部門に、運輸部門のうちの自家用車分排出量と家庭系一般 廃棄物分排出量を加え、世帯当たりの排出量を算出すると、2017(H29)年度の世帯当たりの 平均排出量は約 4.54 トンとなります。 家庭部門に占める各エネルギーの割合は、電力が 40.6%と全体の約3分の1以上を占め、 続いて自動車、灯油、ガス、廃棄物となっています。