その4 リニューアルによる省エネ方策
リニューアルによる省エネ方策とは、設備の老朽化に伴う大規模な改修を実施する際に、高効率な機器及びシステムを導入するものです。主な方策は、省エネ法の中長期計画作成指針の検討対象に掲げられています。
分類 | 主な省エネ方策 | 効果 |
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空調 | 熱源装置を台数分割し部分負荷時の効率を向上する | ◎ |
変風量・変流量方式を導入する(VAV・VWV) | ◎ | |
CO2センサー等による外気導入制御を導入する | ◎ | |
全熱交換器を採用する | ◯ | |
中間期・冬期の冷熱需要にフリークーリングを導入する | ◯ | |
BEMSを導入し空調設備の総合効率を図る | ◯ | |
給湯 | 給湯使用量が少ない場合は局所式に変更する | ◯ |
照明・電気 | 高効率照明器具に更新する | ◎ |
高効率なトップランナー変圧器を採用し合わせて台数を集約する | ◎ | |
コンデンサ・リアクトル機器を低損失タイプに更新する | ◯ |
出典:財団法人省エネルギーセンター「オフィスビルの省エネルギー」